HOゲージにDCCデコーダーを搭載しよう!搭載例のご紹介~PLUM 小湊鐡道~

DCC
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今回はHOゲージにDCCデコーダーを搭載する1例をご紹介します。最近流行りのPLUMの小湊鐡道を例に出したいと思います。

DCCサウンドデコーダーを搭載するとこんな感じに仕上がります。

PLUM 小湊鐡道 DCCサウンド

DCCって何DCCデコーダーは何を選べば良いのという方は、こちらを先に読んでみてください。

DCCデコーダー搭載に必要なもの

DCCデコーダー搭載に必要なものは下記の通りです。

  • 車両
  • DCCデコーダー
  • DCCデコーダー搭載補助基板
  • はんだ付け用工具

車両

まずは、DCCデコーダーを搭載する車両が必要です。今回は、PLUMの小湊鉄道を使用します。

PLUM 小湊鐡道
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DCCデコーダー

DCCデコーダーは、サウンドデコーダーであればESU “製品番号58419 Loksound 5 21MTC”がおすすめです!

サウンドはいらず動力を制御したいのであればESU “製品番号59619 Lokpilot 5 21MTC”がおすすめです!

今回は、サウンドデコーダー ESU “製品番号58419 Loksound 5 21MTC” を使用します。

DCCデコーダー搭載補助基板

DCCデコーダー搭載補助基板はDesktop stationの“ExpBoard YP”を使用します。

同じような商品として”ExpBoard YP Short”があります。こちらは”ExpBoard YP”の短い物です。DCCデコーダーを挿す部品が”ExpBoard YP”と”ExpBoard YP Short”は違うので注意が必要です。詳しくは、こちら

はんだ付け用工具

私が使用しているものは以下になります。安いもので十分です。

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また、はんだ付けする際は、机で直接するのではなくて、木の板かベーク板というものの上で作業すると良いでしょう。ホームセンターで購入するか、カツミで販売しています。

DCCデコーダー搭載手順

車両は出来ている前提で搭載手順に関してまとめると下記の通りになります。

  • ExpBoard YPに電子部品をはんだ付け
  • サウンドデコーダーを搭載するのであれば、車両側にスピーカー用の穴をあける
  • 動力装置(今回はパワートラック)を分解し、車輪とモーターへの配線を別々にする
  • ExpBoard YPを車両に搭載する

順を追って詳細を説明します。

ExpBoard YPに電子部品をはんだ付け

ExpBoard YPに、電子部品をはんだ付けします。はんだ付けする部品は下記の通りです。

これらの電子部品は自分で購入する必要がありますのでご留意ください。

No.シルク仕様Package入手先注文番号
1なし(LED)LED1608秋月電子1608 白LED
2なし(1608)抵抗 2.2k~4.7k1608秋月電子リール抵抗各種
3IC1Rohm FMA1A
PNP Dual Digital Tr
SOT-25MOUSER755-FMA1AT148
4IC2Rohm FMG3A
NPN Dual Digital Tr
SOT-25MOUSER755-FMG3AT148
5D1NSI45020AT1G
CRD 20mA
SOD-123MOUSER/秋月電子863-NSI45020AT1G,
I-06133
6D2RB160M-30TR
SBD(1A/30V)
SOD-123秋月電子I-01398
7MTC21(無印向け)1.27mm 26ピンDIP秋月電子C-13802
8MTC21(SHORT向け)1.27mm 40ピンSMD秋月電子C-10704
expboardendo [ ] (desktopstation.net)より引用し一部改変

初めてはんだ付けする人は下記の順番ではんだ付けすると良いと思います。

  • No.2:抵抗(サイズが1608というサイズで小さいですが、安いので練習になります)
  • No.7:1.27mm 26ピン(大きいのではんだ付けしやすいです)※注意1
  • No.3,4,5,6のどれでも ※注意2
  • No.1:LED(サイズが1608で小さいです。また、取付方向に注意してください)※注意3

※注意1:No.8は”ExpBoard YP Short”という商品に使用します。今回は”ExpBoard YP”なのでNo.7を使用しています。

※注意2:No.3,4,5,6は必ずしもはんだ付けの必要はありません。両極性ヘッド・テールライト(アナログ方式の完成品はだいたいこれです)にそのまま結線する場合にNo.3,4,5が必要です。No.6はAUX3,4を使いたい時に使用します(AUX3,4って?と思うかもしれませんが、追加で制御したいものが有る場合にここに結線します。例えば運転室の室内にLEDを追加して独立して制御したい等)。今回はNo.3,4,5,6をはんだ付けしていません。

※注意3:LEDにはアノードとカソードというものがあります。つまり、プラスとマイナスがあり向きを間違えると点かないばかりか最悪壊れます。製品によって見分け方は変わりますが、表の中の秋月電子のものであれば裏に△記号があるので、それをExpBoardの向きと合わせてください。

部品をはんだ付けするとこのようになります。

ExpBoard YP 部品はんだ付け

はんだ付けの仕方を動画にまとめてみましたのでご参考にしてください。

ExpBoard YP 部品取り付け

車両側にスピーカー用の穴をあける(サウンドデコーダーを搭載する場合)

サウンドデコーダーを搭載する場合は、音の通りを良くするためにスピーカー用の穴を車両側にあけます。

サウンドデコーダーを搭載しない場合読み飛ばしてください。次の項目はこちら

PLUMの小湊鉄道の場合、エンジン点検部がちょうど穴が開いているのでそこを利用しました。

ピンバイスで四隅をあけ、カッターまたはニッパーで穴をつなげるように切るとうまくいきます。あとは根気よくやすりがけをしてください。

穴のあけ方

最終的にこのような形になりました。

PLUM 小湊鐡道 スピーカー用の穴

スピーカーは以下の概略図のように設置します。

スピーカー配置図

エンクロージャー(黒い四角い枠)がDCCデコーダーに付属しているので、それをスピーカーに積み上げられる方が上向きになります。

分かりにくければ、配線がはんだ付けされている側が下側(床板側)になります。

エンクロージャーは音を大きくしたり音質を良くする効果があります。

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動力装置を分解して、車輪とモーターへの配線を別々にする

DCC配線の基本は、制御したい物の間にデコーダーを挟むことでした。

アナログ方式とDCC

PLUM 小湊鐡道に使う動力は天賞堂が販売している”パワートラック”という商品になります。

動力化に関してはPLUMのブログでまとめられています。

この商品は、上図のアナログ方式の通り、レール→車輪→モーターという電気の流れ方をしています。

したがって、DCC化するためには、車輪→モーター部分を分離する必要があります。

分離する方法に関して、下記動画にまとめましたので参照ください。

パワートラックのDCC化

ExpBoard YPを車両に搭載する

ここまでExpBoard YPに部品をはんだ付け、動力装置を分解して車輪とモーターへの配線を別々にしました。

次に車輪とモーターの配線を床上まで延長しましょう。

パワートラックの配線延長

ExpBoard YPを車両の屋根に置きます。ExpBoardからでる配線が床上までどのくらいの長さがあるか確認して、配線長さを調整しExpBoardに配線をはんだ付けします。

屋根側の配線にピンを、床上側の配線にソケットをはんだ付けします。ピンとソケットは逆でも構いません。ピンとソケットは秋月電子で購入しました。

ピンとソケットでかみ合わさった時に、モーターからの配線と車輪からの配線が混じらないように注意しましょう。

ピンとソケットへの配線

モーターからの配線は”ExpBoard YP”のMTR+、MTRーと記述してある部分に配線してください。車輪からの配線は”ExpBoard YP”のTRK1,2に通電するようにしてください。

ExpBoard YP 配線

もちろん、ピンやソケットを使わずに、屋根側と床上側の配線をそのままはんだ付けしてもOKです。ただし、個人的には整備の時に大変なのでコネクタを使用して分離できるようにしておくことをお勧めします 。

私の施工例ですが下記のようになります。

ExpBoard YPを車両に搭載

ピンとソケットをつないで、車体を床板に被せれば完成です。

言葉で書くと簡単ですが、実際やってみると配線の長さが足りなかったり、はんだ付けが上手くいっていなかったりとトラブルはつきものですので、そういうトラブルも楽しみながら出来ると良いと思います。

DCCデコーダーを搭載する場合は、事前に壊れていないか確認することをお勧めします。これは、Decoder Testerという製品を使用して行います。別記事にて紹介します。

DCCサウンドデコーダーを搭載する場合は、小湊鐡道のサウンドに置き換える必要があります。別記事にて紹介します。

まとめ

Desktop stationの”ExpBoard YP”という商品を使ってESU製のDCCデコーダーを搭載する例をご紹介しました。

今回はPLUMの小湊鉄道に組み込む例を記載しましたが、カツミやエンドウの完成品やキットにも適応出来ます。その場合、パワートラックは使用しないので、モーターからの配線と車輪からの配線は容易に分けることが出来ます。

はんだ付けさえ出来れば、あまり配線は考える必要が無いので、DCC化の壁は下がっていると思います。

引き続き情報発信していきます。次回もお楽しみに!

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