みなさん、こんにちは。たらこです。
今回は片軸集電から両軸集電に改造する方法をご紹介します。
真鍮モデルの製品は基本的に片軸集電ですので、集電性に不安があります。
また、DCCをするのであれば両軸集電にしておいた方がより安定して楽しめます!
片軸集電?両軸集電?という方はこちらの記事をご確認ください。
両軸集電化
早速両軸集電化していきましょう。
と、その前に、片軸集電から両軸集電にした場合の模式図を以下に示します。
![](https://tarakostrain.com/wp-content/uploads/2021/10/5c68ee10b52978729164b26e75306c83-1024x474.png)
上が片軸集電で下が両軸集電にした後の模式図となります。
図のように、集電シューを追加してもう片側の車輪からも集電するのが基本的な方法です。
では、両軸集電化するための製品を見ていきましょう。実は各メーカーから出ております。
それぞれ見ていきましょう!
エンドウ 集電シューセット
エンドウから集電シューセットという製品が出ています。
これを使って両軸集電化することが出来ます。
![](https://tarakostrain.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
製品には説明書も添付されているので、説明書に従って取り付ければ良いです!
![](https://tarakostrain.com/wp-content/uploads/2022/09/image-1024x742.png)
基本的には車輪に追加の集電シューを当てて集電する仕組みです。
次に紹介するスパイクモデルの集電ブラシとの違いは、基板が付いていることです。
これがあることで床下に穴をあけて配線する必要がありません!
![](https://tarakostrain.com/wp-content/uploads/2022/09/image-1-1024x280.png)
台車に集電シューを取り付けます。
ボルスターに説明書通りに穴をあけて、銅板を折り曲げて取り付けます。適当に穴をあけたら、しっかり固定できない場合があるので、私の場合は接着剤で固定してしまいました。
![](https://tarakostrain.com/wp-content/uploads/2022/09/image-5.png)
集電の仕組みとしては以下のような絵になっています。
![](https://tarakostrain.com/wp-content/uploads/2022/09/image-4-1024x625.png)
基板があることで床板に加工が不要なので、完成品の加工にエンドウ製品は向いていると思います。
ただ、穴をあける数と配線の手間がありますね。
スパイクモデル MP電車用集電ブラシ
Twitterで助言を受けて、私が使用しているものになります。IMONで購入可能です。
構成は単純で集電シューとネジ、ワッシャー、絶縁ワッシャーで構成されます。
![](https://tarakostrain.com/wp-content/uploads/2021/10/c1cd31e85f7a05f78c1c98fe563330ba-1-1024x672.png)
台車枠を固定している金具にM1.4のタップ(穴ではなくて、ネジが固定できる穴)をあけて、上からネジ→ワッシャー→集電シュー→絶縁ワッシャーという風に固定します。
![](https://tarakostrain.com/wp-content/uploads/2021/10/b8231203e966f487568f4a2ef090d726-1024x710.png)
集電シューに電線を配線して、車体側は電線が通るように加工します(1例としてカツミチャレンジキットを加工した際の写真を掲載)。
私の場合は、台車がカーブで回転することを考慮して大きな穴をあけていますが、実際はそんなに大きな穴は必要なかったと反省しています。
現物で、台車の回転具合を確認してあける穴の大きさを決めると良いと思います。
![](https://tarakostrain.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_6963.jpg)
ちなみに、私が使用したタッパーはこれです。
![](https://tarakostrain.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
まとめ
今回は片軸集電から両軸集電にする方法をご紹介しました。
HOゲージの真鍮モデルは基本片軸集電で、DCC化を行う際は両軸集電にした方が安定して楽しめるので、両軸集電にすることをお勧めします。
また、真鍮モデルだけでなく、他のモデルにも応用可能ですので是非ともチャレンジしてください。
引き続き情報発信していきます。またお会いしましょう。
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